【産業懇談会4グループ合同懇親会模様】
- 日 時:令和7年10月16日(木) 17時30分~20時00分
- 場 所:名古屋観光ホテル 3階 バロックの間
- 参加者:62名
- 出演者:Masaco西嶋様(ピアノ)、村越久美子様(ヴァイオリン)、山田真吾様(チェロ)、生田サリー氏(歌)、河村嘉男氏(歌)
今年度の産業懇談会4グループ合同懇親会は、木曜グループの企画により「クラシックとジャズの夕べ」と題して開催された。ジャンルを超えて音楽の魅力を届ける趣向で、参加者にとって心温まるひとときとなった。
河村世話人代表の開会挨拶に続き、香川世話人代表より出演者の紹介が行われた。前半は、ヴァイオリンとチェロによる「心に沁みる名曲集」としてクラシックの名曲が演奏され、さらにピアノも加わって美空ひばりさんの「川の流れのように」が披露されると、会場全体が温かな雰囲気に包まれた。
後半はジャズステージへと移り、ピアノ伴奏のもと、河村世話人代表と生田サリー氏による1960年代オールドクラシック・スタンダードジャズが披露された。アンコールにも応えていただき、楽しく心が和む時間となった。最後に、加藤代表幹事、永井代表幹事、村上代表幹事より花束が贈られ、盛会のうちに演奏会を締めくくった。
続く夕食懇親会では、出演者も交えて多くの会員が交流し、笑顔あふれる和やかな時間となった。
【新会員自己紹介】
大森 良二(おおもり りょうじ)氏
株式会社帝国データバンク
執行役員中部ブロック統括兼名古屋支店長
【株式会社帝国データバンク 名古屋支店】
〒450-0002 名古屋市中村区名駅5-17-10
URL:https://www.tdb.co.jp
株式会社帝国データバンクは1900年(明治33年)3月3日に創業し、おかげさまで125周年を迎えました。名古屋支店は1910年(明治43年)11月、名古屋市西区伝馬町(現在の中区錦)に開設されました。当時の伝馬町は、名古屋のウォールストリートと呼ばれており、多くの金融機関が軒を並べていたと記録にあります。その一角で産声を上げて今年で115年を迎えました。創業時より変わらない現地現認による企業信用調査を基軸としながら、現在ではマーケティング調査、コンサルティング業務、景気動向指数の発表など事業の幅を広げております。多くのお客さまに支えていただき、今日を迎えておりますこと、これまでのご愛顧に心から感謝申し上げます。これまでのご恩に感謝しつつ、皆さまの情報パートナーとして、経営の持続性を高めるお手伝いができればと考えております。
私自身は、1965年生まれ、1993年に弊社高松支店に入社後、松山、大阪、広島、札幌を経験し、初めての名古屋になります。過去から現在まで日本経済を牽引してきた中部圏が、今後も飛躍発展し続けられるよう、社員一同精一杯精進して参る所存です。引き続いてのご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
金子 真之(かねこ まさゆき)氏
東急ホテルズ&リゾーツ株式会社 執行役員
名古屋東急ホテル 総支配人
【名古屋東急ホテル】
〒460-0008 名古屋市中区栄4丁目6番8号
URL:http://www.tokyuhotels.co.jp/nagoya-h
私が現在勤務しております名古屋東急ホテルは、今年の8月で38年を迎えました。
日頃より皆様には大変お世話になっており厚く御礼申し上げます。会社としての創業は1960年に開業した銀座東急ホテルから始まり、その後も全国にホテルを出店し、現在では北は札幌から南は宮古島まで全国に61施設を有するホテルチェーンとなっております。銀座東急ホテルは、残念ながら2001年に閉館を致しましたが、私は、この銀座東急ホテルに1993年に入社し、ホテリエとしてスタート致しました。その後、渋谷のセルリアンタワー東急ホテル、永田町のザ・キャピトルホテル東急などで勤務を重ね、今年の7月よりこの名古屋東急ホテルに着任いたしました。残念ながら私自身、名古屋に縁もゆかりもないのですが、この名古屋の地で、お客様一人ひとりに寄り添った「心をつなぐおもてなし」を実現させながら、地元の名古屋の皆様をはじめ、中部経済同友会の皆様にも、引き続きご愛顧頂けるよう精進して参りますので、今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
私ごとにはなりますが、木曜グループに入会させて頂くことになりました。
微力ではございますが、精一杯努力致しますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
【12月度産業懇談会のご案内】
日頃は産業懇談会活動につき多大なるご支援をいただき誠にありがとうございます。
12月度例会を下記の通り開催致しますので、ご案内申し上げます。年末につきましては、例年どおり「忘年会」とし、懇親を深めたいと思います。ご多用の中恐れ入りますが、ぜひともご出席下さいますようお願い申し上げます。
| グループ名 | 世話人 | 開催日時 | 会場 他 | 会費 |
|---|---|---|---|---|
|
火曜グループ |
屬ゆみ子 |
12月9日(火) |
名古屋東急ホテル 3階 錦の間 |
17,000円 |
|
水曜第1グループ |
足立 誠 |
12月17日(水) |
Crevette Dining |
12,000円 |
|
水曜第2グループ |
香川裕子 |
12月10日(水) |
エルダンジュ名古屋駅店 |
15,000円 |
|
木曜グループ |
河村嘉男 |
12月11日(木) |
札幌かに本家 栄中央店 |
12,000円 |
【産業懇談会「代表幹事講話」ならびに「新年合同懇親会」のご案内】
平素は産業懇談会活動にご協力いただき、誠にありがとうございます。
毎年恒例の産業懇談会4グループ新年合同懇親会を、下記の通り開催いたしますのでご案内申し上げます。
本年は、加藤 筆頭代表幹事からご講話をいただきます。また、年の初めに、産業懇談会メンバーの皆様に親睦を深めていただきたく、あわせて新年合同懇親会を開催いたします。
今回は、産業懇談会PRの機会として、産業懇談会会員に加えて、今年度中部経済同友会にご入会いただいた新入会員の皆様にもご案内いたしております。是非とも多数ご出席くださいますようお願い申し上げます。
- 日時
- 令和8年1月21日(水) 17:30~20:00
17:30~18:30 加藤 筆頭代表幹事のご講話
18:45~20:00 新年合同懇親会(着席ビュッフェ) - 場所
- TIAD, AUTOGRAPH COLLECTION Tel:052-253-7078
講演会:4階 Queens Room
懇親会:2階 Park View South - 講話演題
- 『企業におけるイノベーションとは』
- 懇親会費
- 16,000円内外(開催後、実費を請求させていただきます。)
※講演会のみご出席の場合は会費不要です。その場合、お申し込みの際に「事務局への連絡・お問い合わせ」欄に必ずご入力をお願いいたします。 - 本状ご案内先
- 代表幹事および産業懇談会会員の皆様
令和7年度中部経済同友会にご入会された新入会員の皆様 - その他
- お申し込みは12月26日(金)までに会員専用ページよりご登録をお願いいたします。お申し込み後1月7日(水)までにお取り消しのお申し出なくご欠席の場合は、会費を申し受けますので悪しからずご了承ください。
- 本件連絡先
- 中部経済同友会事務局 担当:羽根田・洲崎
Tel:052-221-8901 E-mail:cace-seminar@cace.jp
【コラム】
コラム1 【さっかの散歩道】 No.89
長瀬電気工業株式会社
代表取締役 屬 ゆみ子
『 もう年の瀬か! 』
先月10年来の付き合いがあった、同世代の女性経営者が急逝した。
「ダイバーシティとか言って、名古屋はいまだに江戸時代よね、いつ明治維新が来るのやら」とワインを飲みながら二人、愚痴っていた日々を懐かしく思う。
母の相続と会社の細かい雑務(親族経営はこれが一番面倒)に追われ、やっと一息ついたのだが、あっという間に季節は巡り冬が来た。友との別れもあり、こうやって気づかないうちに歳をとってゆくのだなと実感するようになった~それ自体がバーさんの入り口なのだろうけど。忙しさにかまけてジムも通えなくなり解約、すると一気に着られなくなりそうな洋服が増え(つまりは体重増加)この状況にどう抗うかと思案していたら、こんな情報に触れた。
「エピジェネティック年齢のリセット」
ご存じだろうか?昨今盛んに研究が進んでいるアンチエイジングの考え方だ。
エピジェネティック年齢とは、生物学的な年齢で、加齢とともに衰えていく人体に見られる現象のこと。この根本的なシステムは、そもそもDNAに組み込まれているので、せいぜい人類の寿命は120歳とされていた。ところがiPS細胞の発見とともに「もしかしてiPSで再生できれば寿命が150歳くらいまで延びるんじゃないの」という発想になり、アンチエイジングの研究が一気に加速されたという。
老化とは、代謝が衰え細胞が増殖しなくなる、炎症物質(例えば酸化)を体内にまき散らす~それによって周りの細胞まで老化することを指すのだが、その原因を「加齢」という言葉で片付けず、生物学的にはDNAの損傷、細胞内ストレス、エピゲノム(遺伝子スイッチ)の乱れである、とメカニズムからの視点でとらえることが主流になっている。
若いうちは体内に幹細胞がたくさんあって、自分で再生回復する能力が高いのだが、この幹細胞が減少したり働きが悪くなると老化が始まるので、これを止めてしまう~または新しいものに交換すれば老化は止まるのではないか、というのだ。現在この研究は京都大学や東大、慶応大などがトップランナーとされているが、今月は山中先生の講演も聞く機会があるので、京都大学のレポートを少しだけ覗いてみることにした。
山中先生の発見したiPS細胞はすべての細胞の基となる幹細胞のこと。その細胞ができる時に、エピゲノムの汚れ、老化マーカー、DNAメチル化(DNAの修復を遅らせたり、がん化させる“おまけ”をくっつけること)が一気にリセットされるということがわかっているのだそうだ。つまりiPS細胞は若返りのスイッチを押すことができる細胞らしいので、そのスイッチを探して老化を止めよう(あるいは遅らせよう)という研究らしい。ただしすべての細胞にiPS細胞を用いることは赤ちゃん化しすぎるし、逆にがん化させてしまうリスクもあるので、現在は部分的な若返りの臨床を行っているのだそうだ。まずは網膜の再生、パーキンソン病など脳の細胞の一部再生、心筋細胞の補充(これば大阪万博でも話題になっていた)など部分的な部品交換に限定している。
京都大学の研究は、老化の原因をDNAレベルで正確に解明すること、若返りスイッチはどういう状態でいつ発現するか~そしていつスイッチを入れるのかというアンチエイジングに関する方向性と、従来の再生医療の実証と実用性、に加え、いつか本当に肉体すべてが物質的に若返ることもあるかも?!な事らしい。
でも正直な話、別段若返ろうとも、この白髪が真っ黒に戻ったらなあとも思わない私がいて、長生きしたところで、地球温暖化だの、存立危機だの、穏やかならぬ余生は余り望むところではないし、普通に歳を重ねて、あ~楽しかったと終わるのが理想なのだけど。
余談ながら、相続人がいない私の終末を妹が気にかけているので、とりあえずどう埋葬してほしいかだけお願いすることにした。
私の亡骸は、本当は北の畑のどこかに埋葬をお願いしたいのだが、こればっかりは法律が許さない。旭川空港滑走路横にあるお寺と墓苑2か所のうちの一か所が、樹木葬に対応しているようなのでそこにお願いしようと思っていると、ン年後の遺言を伝えておいた。滑走路の横ならば、いつでも世界中に飛んでいけてとても楽しそうだし~。
いやその前に、あと少し残る相続関係、年内に片付けてしまわなければ年が越せない!!ということは歳をとらない?いや確実に歳はとる。
コラム2 【師、曰く】 No.54
蒲郡観光交流おもてなしコンシェルジュ 妹尾 鷹幸(ペンネーム)
(株式会社構造計画研究所 名古屋支社長 妹尾(せのお) 義之)
ペンネームは、恩師、田坂広志先生の多重人格マネジメント、作家人格の名。心に鳴り響く言葉を今回も一筆。
『 鉄の女 』
1997年、中国への香港返還行事の後、来日したマーガレット・ヒルダ・サッチャー女史の講演を、田坂先生が聴いたそうだ。サッチャー女史は、欧州史上初の女性首相であり、鉄の女と呼ばれた元英国首相。田坂先生は、時折、叱責の思いを込めて、このときの逸話を話された。サッチャー女史の講演後の質疑応答で、とある経営者が質問した。「サッチャーさんは、英国の改革を成し遂げられた指導者ですが、この日本という国も長く低迷を続けています。もし、サッチャーさんが日本の首相だったら、どのような手を打ちますか?」この質問に対して、静かに毅然と、こう答えたという。「もし、私が、この国の指導者であったならば、この国を改革する方法は、ある。しかし、一つだけ申し上げておきたい。政治に、マジックは無い!」
この短く釘を刺すような回答に、質問した経営者の戸惑った表情からは、「それだけですか? もっと上手い方法、手っ取り早くできる秘訣とか無いのですか?」という安易さ、甘さが伝わってきたという。田坂先生は、修行が足りない者が陰に陽に状況や意図を理解しない場面を、よくこう表現される。「下段者、上段者の力が分らない」この言葉の如く、サッチャー女史は即座に「ネクスト・クエスチョン!」とその質問者から目を離し、「つまらない質問はここまで! 他にまともな質問は!」という無言のメッセージを伝えたという。
我々は時として、安易さ、楽さ、手軽さといった“easygoing”な精神の甘さと弱さが心のなかに忍び込む。その安易な甘さを見透かしたサッチャー女史は、その甘えを切って捨てたのだ。見渡せば今の時代もまた、手軽に楽に目的が手に入るようなノウハウ本が書店に並んでいるが、それもこの精神の甘さにつけ込んだ類が多い気がする。例えば、すぐに営業成績が上がるノウハウ本、売上が倍増するノウハウ本、部下を思い通りに動かすノウハウ本等々。
師、曰く『政治や経営に、マジックは無い。政治家として、経営者として、あらゆる逆風に抗し、やるべきことを、やる。信念を持って、やる。それだけであろう。』
上司として、リーダーとして、親として、パートナーとして、友として、自分自身として、逆境に正対し、高い志をもち、やるべきことを信念をもってやる。安易な道、近道はない。日々、一期一会の思いで向き合って、為すべきを為すだけなのだ。時として忍び込む“easygoing”な甘さに気をつけたい。修行は続くよ、どこまでも。最後までお読み頂き、ありがとうございました。
コラム3 【げんき通信】 No.27
学校法人佑愛学園
愛知医療学院大学
リハビリテーション学部 作業療法学専攻
准教授 廣渡 洋史
『 災害時の生活不活発病の予防について 』
世界各地で大規模な自然災害が発生しています。災害が起こった時に命を守るため、取るべき行動について知っておくことが大切です。また、災害時は、避難所生活や自宅での不自由な生活を余儀なくされます。このような状況下では、身体活動量が著しく低下し、生活不活発病のリスクが高まります。生活不活発病とは、長期間の安静や身体活動の減少により、心身の機能が低下した状態を指します。災害時にこの状態を予防するためには、以下のような取り組みが重要です。
まず、可能な限り適度な身体活動を維持することが大切です。限られたスペースでも、ストレッチや軽い体操を行うことで、筋力や柔軟性を維持できます。また、散歩や、避難所内での役割分担(食事の準備や清掃など)も、身体を動かす良い機会となります。
次に、十分な栄養摂取と水分補給を心がけましょう。災害時は食事の量や質が限られがちですが、バランスの取れた食事を心がけ、必要に応じてサプリメントを活用することも検討しましょう。また、脱水症状を防ぐために、こまめな水分補給が欠かせません。さらに、良質な睡眠を確保することも重要です。避難所の環境では、睡眠リズムの維持が難しいことがありますが、可能な限り規則正しい生活リズムを保ち、安眠できる環境づくりに努めましょう。
加えて、ストレス管理も欠かせません。災害時のストレスは、身体活動量の低下や生活リズムの乱れを招きやすいため、周囲の人々とのコミュニケーションを通じてストレスを軽減することが大切です。
災害時は、生活環境の変化に伴い、生活不活発病のリスクが高まります。しかし、上記のような取り組みを通じて、身体活動量の維持、適切な栄養摂取、良質な睡眠の確保、ストレス管理に努めることで、その予防が可能です。災害時こそ、自身の健康管理に意識的に取り組みましょう!
