【6年8月度4グループ合同懇親ゴルフ会模様】
- 日 時:令和6年8月24日(土) 8時58分スタート
- 場 所:明智ゴルフ倶楽部ひるかわゴルフ場
- 天 候:快晴
- 参加者:24名
8月24日、毎年恒例の4グループ合同懇親ゴルフ会が明智ゴルフ倶楽部ひるかわゴルフ場で開催された。37回目となるゴルフコンペは、河村世話人代表、富田世話人、中林世話人、名倉世話人、田世話人を含め、計24名の産懇メンバーが参加した。
当日は、雨予報であったが最高気温34℃の快晴。酷暑の中ではあったが、各組プレーを通じて懇親を深めた。プレー終了後の懇親会では、お待ちかねの表彰式が開催され、各賞受賞者が発表された。
大激戦を制し優勝を果たしたのは、リソルライフサポート(株)取締役営業統括 名古屋支店長兼大阪支店長の行方里司氏、準優勝は高千穂産業(株)取締役社長の中尾俊彦氏、3位は太陽工業(株)名古屋支店長の奥村学氏であった。それぞれ代表幹事や世話人から提供された賞品が授与され、賑やかな懇親となった。
優勝:行方 里司氏(リソルライフサポート(株)取締役営業統括 名古屋支店長兼大阪支店長)
2位:中尾 俊彦氏(高千穂産業(株)取締役社長)
3位:奥村 学氏(太陽工業(株)名古屋支店長)
参加者は汗だくになりながらも豊かな自然の中、例会では味わえないグループの枠を越えた親睦の場となった。
【新会員自己紹介】
【株式会社DDDメディアコンテンツ】
〒451-0042 愛知県名古屋市西区那古野2-14-1 なごのキャンパス1F
URL:https://d-d-d-media.com/
みなさま、はじめまして。この度新規に入会させて頂くこととなりました漆畑(うるしばた)と申します。元々はスタートアップ起業家として東京で起業し、上場企業へと会社を売却した経験があり、上場企業の子会社社長もやっておりました。
「中部のスタートアップ界隈を盛り上げる」ということで、私の生まれの地でまた会社を立ち上げて、スタートアップ企業として活動させて頂いております。やっている事業としては、放送番組の企画および制作や、オンライン配信、各種メディアの運営、アーティスト・タレントの管理といった事業ですが、新しい挑戦をこれからもし続けていきたいと思います。どうかみなさま、今後ともよろしくお願い申し上げます。
【日油株式会社】
〒450-0003 愛知県名古屋市中村区名駅南1-24-30 三井ビル本館13階
URL:https://www.nof.co.jp/
中部経済同友会の皆様、こんにちは。日油株式会社の仲住と申します。
本年8月21日に名古屋支店長として赴任いたしました。
我が社は東京に本社がある化学メーカーですが、私は新入社員としての配属が知多郡にある愛知事業所、その後東京本社に異動し2017年には一度目の名古屋支店勤務、その後東京本社を経て再度名古屋支店に赴任いたしました。愛知県出身ではありませんが3度も愛知県に赴任することはこれもご縁だと思っています。実は私の家内は愛知県の南知多町の出身なのですが。
微力ながら中部経済の発展に少しでも貢献出来ましたら、と思っております。
今後共よろしくお願いいたします。
【産業懇談会4グループ合同懇親会
のご案内】
恒例の4グループ合同懇親会について下記の通りご案内申し上げます。
今回は水曜第2グループの企画により、イリュージョニストDAIKI氏によるイリュージョンマジックショーを開催いたします。
春日井市出身のDAIKI氏は、国内外で数々の賞を受賞し、Mr.マリック氏やマギー司郎氏もその実力を認めた今最も注目される若手マジシャンのひとりです。当日は、次世代を担う逸材が繰り広げる新時代の心躍るイリュージョンをお楽しみいただきます。ぜひ多数のご出席をいただきますようお願い申し上げます。
- 日時
- 令和 6年10月21日(月) 17:30~20:00
- 場所
- 名古屋観光ホテル 3階 那古の間 TEL: 052-231-7711
- 会費
- お一人 12,000円内外(後日、実費を請求させていただきます)
- スケジュール
- 17:30~18:30 公演「イリュージョンマジックショー」(仮)
イリュージョニスト DAIKI氏 - 18:40~20:00 懇親会(着席ビュッフェ)
- 17:30~18:30 公演「イリュージョンマジックショー」(仮)
- その他
-
- お申し込みは、10月7日(月)までに会員専用ページよりご登録をお願いいたします。お申し込み後 10月17日(木)までにお取り消しのお申し出なくご欠席の場合は、会費を申し受けますので悪しからずご了承ください。
【11月度産業懇談会のご案内】
11月度産業懇談会は、下記のとおり開催いたします。
グループ名 | 世話人 | 開催日時 | テーマ・スピーカー | 集合場所 |
---|---|---|---|---|
火曜グループ |
屬ゆみ子 |
11月12日(火) |
パネルディスカッション |
名古屋観光 |
水曜第1グループ |
淺井博司 |
11月20日(水) |
『北欧の発想で暮らしに豊かさを』 |
名古屋観光 |
水曜第2グループ |
香川裕子 |
11月13日(水) |
『地域密着の法務と社会貢献~名古屋の法律事務所が切り拓く新たなビジネスモデル~』 |
若宮の杜 |
木曜グループ |
河村嘉男 |
11月7日(木) |
視察会『中部電力株式会社 浜岡原子力発電所』 |
浜岡 |
【コラム】
コラム1 【さっかの散歩道】 No.75
長瀬電気工業株式会社
代表取締役 屬 ゆみ子
『 誰が訳した“哲学”流行り 』
最近色々な方面で哲学が話題になっている。
近著の「倫理資本主義の時代」で話題持ちきりのマルクス・ガブリエルが、出版記念の講演を東京大学で開催するというので、とりあえず話を聞きにいくことにした。
マルクス・ガブリエルは、早川書房イチオシの哲学家。ドイツ人で、カントの倫理学やハイデガーの存在論、ミシェル・フーコーの構造及び現象学の影響を受けたという。資本主義の終焉を謳う経済本もあるが、哲学的アプローチで資本主義を解くパターンは大胆。早川が「哲学界のロックスター」なんていうキャッチフレーズをつけている段階で、んーこれは流行りもので終わってしまうかも…という感じも正直否めない。だからこそ本人の言葉を聞きたかった。
さて東京大学。
自慢の赤門は耐震診断のためずーっと閉門中で囲いの中。かといって工事している感じもなく、完成は2028年頃?なんと悠長な。正面玄関から、会場になっている安田講堂までの並木道を歩きながら、なんだか小綺麗になったなあーと感心する。ちょっと前まで頭ボサボサでひたすら直進している学生やら、何日も洗ってない白衣姿の助手とか見かけたりしたのが懐かしい。時代が豊かになると、最高学府ですら都会的に洗練されてゆくのかと感心した。
安田講堂はというと、これも2018年に改修し、初代の設計やしつらえを踏襲した耐震構造になっている。改装当時、「安田講堂の椅子一脚10万円、寄付いただくと椅子の背にネームプレートはりますよ」との呼びかけで、1100程の席はあっという間に埋まったとか。会友の皆さんの名前もどこかにあったりするのかしら?もし名前があるならお知らせください!次回行く機会があったらそこに座って証拠写真撮ってきます。
そんなこんなで、会場になった一階席はほぼ満員。学生、他大学関係者、知識人、マスコミ、物好き(私もこの部類か)がご本人の登場を待つ。入り口で同時通訳英語版と日本語版を貸し出していたのでドイツ語で話すのかと思ったら、始め日本語、のち英語だった。イヤホンをしようと思ったものの、話している内容が、著作抜粋と要約が基本で、既に読み込んで来た私にとっては、あまり目新しい話はなくて、ちょっぴり退屈だった。こんなことなら読まずに行けばよかったと、少し損した気分にもなったので、第二部のディスカッションはゴメンして退席した。
この「倫理資本主義の時代」、既にお読みになった方はおられるだろうか?
私的な解釈をお許しいただけるなら、この本はあくまで哲学書のカテゴリーであるということが大前提。ガブリエル氏自身経済人としての活動は元より、会社経営の経験はない。なので興味深いお話ではあるけど、机上の理想論風味は否めない、百戦錬磨の皆様は果たして新鮮に感じられるかもですが…。彼は企業にも倫理的視点が大切で、そういうプロフェッショナルを経営陣に加えるべきと解く(コンプライアンス部署と法務部のてっぺんに哲学者を置けってこと?)これからの資本主義は、利益追求に走らず、会社も消費者もウエルビーイングがあって成り立つのだと…どこかで同じような話を読んだかも?で、渋沢栄一の「論語と算盤」に思い当たる。なので早速私のディベートパートナー、chatGPT君に問いかけてみる。
「ねえ、倫理資本論主義って、論語と算盤に似てない?」
「そうですね、利益追求に走る経営は好ましくない、健全経営に必要なのは正しい雇用と経済活動だ、社会幸福の上にこそ資本主義は成長する、という点は似てますが、渋沢は経済人、ガブリエルは哲学者ですから、アプローチが違いますし、時代背景も違いますね」
「でも発想が日本人ぽい」
「東京大学の某教授や、某企業の経営者と懇意にしているようなので、影響は受けてるかと思います」
やっぱりAIもそう判断するか。日本のとある哲学者は、この発想はドイツや日本では受け入れられても、アメリカや多くの西ローロッパでは受け入れられないだろうなと言ってたし。
この頃は、経済本に並んで哲学関係の書籍が社会人に好まれるらしい。小難しい経済学や、心理学より、哲学的発想の方が、人間関係が改善され、ストレスフリーになって生産性が上がるというのだ。確かに哲学には執着も忖度も嫉妬も、面倒な心の動きを冷静に内省するというメタ脳トレーニングのようなところがある。とはいえ、“流行りもの”になる段階で、日本人の《右に倣え、それこそ真実》の大合唱で、にわか哲学者が湧いて出るのもちょっと気味悪いのだが。
さて、この「哲学」という言葉、だれがいつ日本語にしたかご存じでしょうか?
江戸時代の蘭学者、西周(にしのあまね)が、ギリシャ語の「知恵を愛する」を学問として「哲学」と名づけたのだそう。日本には、西洋から入ってきた言葉を様々造語に訳してくださる賢者が多々おられて、おかげで日本語の語類もかなり増えた、のだが、そのもともとの意味をちゃんと理解し使えるようになるには、道のりは遠い。哲学書は読み込んでゆくと意外に仏教的な考えかたと相通ずるものもあって、日本人には身近な学問ではないかとも思われる。もしこれが「哲学」ではなくて違う訳され方、例えば「想学」とか「深学」「己学」など(ちょっとセンス無いか(;^_^A)とされていたら、もう少し先行するイメージ「理屈っぽさ」は払しょくされていたかも。
北海道はすでに中秋らしい気候。
月夜の晩、明るく輝くハーベストムーンの下で、哲学書ならぬこの原稿をしたためつつ、さすがに月光だけではちょっとキツイと室内灯のスイッチを入れました。
コラム2 【師、曰く】 No.40
妹尾 鷹幸(ペンネーム)
(株式会社構造計画研究所 名古屋支社長 妹尾(せのお) 義之)
ペンネームは、恩師、田坂広志先生の多重人格マネジメント、作家人格の名。心に鳴り響く言葉を今回も一筆。
『 戦略思考としての選挙制度 』
自民党総裁選に史上初の9人が立候補した。投票は9月27日だから、コラム発行時には結果は出ている。政治資金問題への国民の不満を受け、全ての候補者が政治資金規正法の改正を訴えているが、大同小異だろう。他にも、国民の不満への様々な主張があるが、例えれば、皆、木の病に侵され腐った部分を削り取るような主張に、終始しているように思える。
久しぶりに、田坂先生がTV「羽鳥慎一モーニングショー」に出演され、現在の21世紀アカデメイア学長、元内閣官房参与として提言された。その内容が、まさに2016年から受けた多摩大学大学院MBA講義の中で語られていた、「戦略思考」そのもので感服した。戦略参謀と呼ばれた田坂先生の本領発揮だ。コラムNo.28『7つの知性』で、“『戦略』とは、戦を略(はぶ)くの字の如く、時代潮流をレバレッジとして、無駄な労力を費やさず、如何に志の実現に前進できるかということ。Howの思考とも言える。”と記載した。日本の政治を良くしたい志のために、規制法という縛り付け労力を伴う方法論ではなく、放っておいても労なく自浄作用が働き、健全な政治が実現できる「仕組み」を提言されていた。しかも、わかり易く簡単な方法で、だ。
師、曰く『真の政治改革をするためには「選挙制度の改革」が必要。「小選挙区2回投票制」が、問題を解決する。』
提言を要約する。現在の小選挙区比例代表並立制は、1994年、細川内閣で導入したもの。小選挙区制は、二大政党制とセットでシーソーのように政権交代し易くなるが、現在の「一強多弱」では政権交代は起こり難く、巨大与党が生まれ易い。巨大与党政権が長く続けば、弛み、不祥事に繋がる。では、どうすれば良いか。長年、フランスで実施されている2回投票制で解決すると。日本でも内閣総理大臣指名選挙は2回投票制だ。今年のフランス選挙では、1回目では国民連合が左派連合と与党連合を大きく引き離したが、2回目投票で左派連合と与党連合に大逆転され3番目になった好例がある。田坂先生が提言されたのは、法律を少し改正するだけで実現できる、日本版に多少簡略化した制度だ。1回目投票で50%以上の得票者は当選だが、未満の候補者は2週間程後の2回目で上位2人による決選投票を行うというもの。死票が減り民意が反映され、公約や意見の違いで投票し易く政治参加が進み、政党の合従連衡で連携が生まれ易く、政権交代し易いため与党にも常なる緊張感から自己改革が進む、数々のメリットがある。コストがかかるデメリットも、与党の無駄遣い減少や、約2年強毎の解散総選挙で、4年任期の全うは76年で1度だけという無駄遣いと比べれば、結果的に安く、価値は大きい。「木を見て森を見ず」ではなく、木が病に侵されない森をつくる戦略的な仕組みだ。長い目で見れば、与党にとっても良い仕組みとなる。
是非、次の総理大臣、内閣には、これを実現して頂きたいものだ。私も、蒲郡、愛知だけでなく、日本が良くなる為に、微力ながら、バタフライエフェクトを信じてさざ波を送ろう。修行は続くよ、どこまでも。最後までお読み頂き、ありがとうございました。
(参考:コラム「師、曰く」No.28『7つの知性』は、産懇宅配便第256号 2023.9.29発行に掲載)
コラム3 【げんき通信】 No.13
学校法人佑愛学園
愛知医療学院大学
リハビリテーション学部作業療法学専攻
准教授 廣渡 洋史(認定作業療法士・防災士)
『 平時は有事、有事は平時? 』
自然現象と自然災害の違いは何でしょうか?火山の噴火、地震等の「自然現象」が人間社会との接点で起こる事により「自然災害」になるという関係があります。最近では、気候変動も加え、災害の危険性がさらに強まっていますよね。
さて、もし、皆さんのご自宅に災害の危険が迫っている速報を見聞きした時、どうしますか?すぐに避難しますか?少しだけ様子をみますか?それとも家に留まりますか?
災害関係の話で良く使われますが「正常性バイアス」という言葉があります。ひとことで言うならば、「私は大丈夫だ!」と思ってしまうことです。
南海トラフ巨大地震は過去に100年~150年間隔で起こっており、今後30年以内に次の南海トラフ巨大地震が発生する確率は70%~80%だと言われています。これはとても大きな数字で、地震が確実に迫っていることを示しています。因みに、2016年の熊本地震は0~0.9%の確率の中で発生したと言われています。これを知ってもまだ「私は大丈夫だ!」と思えるでしょうか・・。
では、災害が発生したとして、災害の備えはいかがでしょうか?備蓄した食料の消費期限が切れたままになっていないでしょうか?最近では、防災を日常化しようとする「フェーズフリー」という考え方が広まってきています。いわゆる「備えない防災」という逆転の発想です。例えば、内側が撥水加工されたエコバッグは、災害時にバケツとして使えます。商業施設の屋上に24時間いつでも入ることのできるスペースを緊急避難所として開放しているケースもあります。
このように、平時の中に有事の想定を取り入れることが、継続的な防災へと繋がります。
これを機会に、生活の中の防災を考えてみてはいかがでしょうか?