〔愛・地球博の魅力〕 No.6
中部経済同友会事務局
トヨタグループ館のご紹介
3月に開幕した愛・地球博は、会期の折り返し地点にまいりました。入場者は、900万人を突破し日当りでは連日10万人を超える日が続くなど、その好評ぶりがうかがわれます。
そんな中で、開幕当初から人気を集めている企業ゾーン、その最も北に位置し、連日入場待ちの長い列ができているのが「トヨタグループ館」です。今回は、その内容の一部を事務局からご紹介いたします。
トヨタグループは、21世紀の『モビリティの夢、楽しさ、感動』をテーマに、このパビリオンで「地球と共生するモビリティのあり方」「地球規模で移動する喜びや夢、モビリティの魅力」を表現しています。
明るく豊かな未来社会の方向性を提案するパフォーマンス・ショー
ウェルカム・ショー
エンターテイメント性豊かな8台のロボットが活躍するオープニングステージ。MC(司会者)の楽しいウェルカムトークの後、トランペット演奏ロボットが「見上げてごらん夜の星を」を情感豊かに演奏。続いて「聖者の行進」のドラムマーチにのって、7台のロボットが登場、バンド演奏を繰り広げます。更に、DJ役のロボットがMC(司会者)と掛け合いをしながら、客席と一体となったラップパフォーマンスを展開し、来場者を未来の世界へ誘います。
メイン・ショー「MOVE LIVE」
演出テーマは「動くことは自由であること、動くことは生きること」。360度の巨大スクリーンには、迫力ある映像が映し出され、パフォーマー(ダンサー)たちと、i−unitやi−footが幻想的なストーリーを展開。観客席がステージと一体となる、この"3次元未来派オペラ"を通じて、「自由に移動すること、生きることの素晴らしさ」と「人とクルマの新しい関係」を紹介します。また、i−unitやi−footのパフォーマンスは、交通社会、高齢者や障害者も自立して移動できる社会など「社会との調和」を表現しています。
これらのショーは、現在毎日14回(第1回9:30から最終回20:20まで)行われています。(公演スケジュール、入館方法などの詳細は、文末に記載のトヨタグループ館公式ホームページをご参照ください。)
地球循環型パビリオン
トヨタグループ館は、地球の再生メカニズムに沿って循環する 「地球環境型パビリオン」をコンセプトに建設、運営されています。具体的には、パビリオンの鉄骨を新開発の摩擦締結工法で組み上げることにより、解体後のリユース性に配慮しています。
また、再生可能材料を積極的に使用するため、外壁には古紙再生紙の壁材、内装の一部にはケナフ材などを採用。会期後の建設廃棄物をゼロにする計画です。
風力発電
愛知県田原市に建設された風力発電機は、愛・地球博終了までにパビリオンで消費する電力相当分を発電する計画です。 これ相当分の発電を完了した後は、引き続き地域のクリーンエネルギーインフラとして発電を続け、CO2発生の低減に寄与します。
パビリオンの入口に通じるアプローチエリアには、地球循環型社会の実現に向けたトヨタグループの様々な環境技術が展示されています。また退出ゾーンは技術展示エリアとなっており、未来ビークル、ロボット技術の可能性などを紹介する未来技術・先進技術の展示が行われています。こちらもパフォーマンス・ショーと合わせて、お楽しみください。
このように数多くの特長を持つトヨタグループ館、入場希望者が多く、入るのに一苦労、とも言われますが、インターネットでの事前予約(愛知万博協会ホームページ
http://www.expo2005.or.jp>予約情報>観覧予約 より)などを活用し、ぜひ一度はご覧いただきますようご案内申し上げます。
【トヨタグループ館】
■出展参加企業■
|
株式会社豊田自動織機
愛知製鋼株式会社
トヨタ車体株式会社
アイシン精機株式会社
トヨタ紡織株式会社
株式会社豊田中央研究所
豊田合成株式会社
ダイハツ工業株式会社
|
トヨタ自動車株式会社
豊田工機株式会社
豊田通商株式会社
株式会社デンソー
東和不動産株式会社
関東自動車株式会社
日野自動車株式会社
株式会社東海理化 |
■公式ホームページアドレス■
http://expo.toyota-g.com
|
|