第6号 2002.11.25発行 14年11月度産業懇談会(火曜G)模様 1.日 時:11月12日(火) 12時30分〜14時 ◇スピーチ内容 事業内容としては、ナノテクノロジーの最たるものは半導体(IC)であるが、その分野を主として頑張っている。半導体を作るための主要な工程にたずさわっていこうというわけである。電子線でウエハーの上にいろいろなパターンを書く装置など、輸入品や自前で作ったものを取り扱っている。その他に、ライフサイエンス部門として、DNAシーケンサ(DNAを調べる装置)や高速液体クロマトグラフ(たんぱく質や有機成分を調べる装置)、情報エレクトロニクス部門として、携帯機器用半導体製品(電話の端末に入っている電子部品など)や有機EL(最近のディスプレイ)製造装置を扱っている。先端産業部材部門では、電気自動車用リチウムバッテリーの材料の提供、シリコンウエハー、および光通信関係の部材などの事業を行っている。総じて、なるべくナノテクノロジーおよび最先端産業の工場の、付加価値の高い製品を手がけていこうというコンセプトでやっている。 14年11月度産業懇談会(水曜第2G)模様 1.日 時:11月13日(水) 12時30分〜14時 ミニセミナー 1.はじめに〜なぜ血液分析を始めたのか そして3年前、血液を顕微鏡で見て健康分析を行うバイタルチェックを紹介された。血液の状態を見ると栄養やホルモンバランスなどいろいろなことがわかるのだという。実際に仲間と一緒に検診を受けたが、比較的、血液はサラサラであった。実は我々は先に紹介したマットを愛用していたことが要因であったと思われた。マットを使っていない友人が検査をすると、いわゆるドロドロ血であったのだ。ところが、その友人もマットを20分ぐらい羽織って、その後血流を見たところ、なんとサラサラになっていた。これは本当だろうか、というところから、私とバイタルチェックの関係は始まった。 秋田県に、玉川温泉という、石の上に寝ると自然治癒力がUPして難病を克服する「岩盤浴」で有名な温泉がある。そこでは、山の中のエネルギーが血液と共鳴して揮い、重なっている赤血球がバラバラになって血流がよくなるのだと言う。そこで、玉川温泉の近くで同じような岩石を採集して、それをパウダーにし、ウールの鱗にパウダーが巻きついたものを糸にして、服地を織ることにした。現在、モリシマでは血流を良くするためのスーツ、マット、毛布などを販売している。本日のオペレーターである藤井氏は、そういうものをせっかく売るなら、もっと勉強して血液検査技術を習得したいと、ゼロからのスタートではあったが、一生懸命勉強をしてオペレーターの資格を取得した。 1. バイタルチェックについて 血液チェックをして主に見られるのは赤血球。本来は1つ1つバラバラなものが、くっついていたり、重なり合ったりしている状態が俗に言う、ドロドロ血である。また、普段は丸いが、栄養のバランスや外的な要因により、丸くなくなる場合がある。血液の成分としては、赤血球、白血球、血小板が主なものである。それ以外に、異物やカビ、バクテリアなどが見られる場合もある。 バイタルチェックは、実際に映像として自分の血液を見ることにより、より強く改善の気持ちを持ってもらえるものであると思う。今の自分の健康状況を知ってもらい、主に食生活など今後の生活習慣をどう改善していくのかアドバイスをしていきたい。 2.バイタルチェック ◇モデル1 また、血液中に尿酸血漿が見られる。プリン体の摂取量が多く、分解から排泄までがバランスよくいかないと、尿酸という副産物が体内に残される。尿酸がたまると、痛風などの原因になる。できてしまった尿酸結晶は、水分に溶かして尿として排泄するしかないため、水分補給を増やした方がよい。野菜を食べることも大変よい。 [記者の一言] 14年11月度産業懇談会(木曜G)模様 1.日 時:11月7日(木) 12時30分〜14時 ◇スピーチ内容 1.はじめに また、よく噛むことはボケ防止にもつながっている。噛むと、噛んだ感覚が脳に伝わり、脳から遠心性の咀嚼運動を起こす。よって、よく噛めば脳を刺激し、中枢処理機能が良くなり、ボケを防ぐと言われている。噛むと脳の血流量が増えることも分かってきた。健康なお年寄りは、歯が平均8.8本あり、入れ歯も十分に使えれば、噛む力は最大8Kgあると言う。ところが、痴呆症予備軍になると、平均3.6本となり、噛む力も半分の4Kgになる。痴呆症になると、もっと下がっていく。理想は30回噛むこと。普通、10回ほどで飲み込んでいるようなので30回というのも無理な話ではあるが、いつもより少し多めに噛んでみようという気持ちになっていただければと思う。 歯周病の症状は、歯と歯の間に物がはさまる、口臭がある、かゆみを感じる、歯肉がネバネバする、水やお湯がしみる、歯肉の腫れ、赤みが出る、などである。 歯周病の原因としては、まずは食生活。昔は堅いものをよく食べたが、現在では、やわらかいものや糖分が多いものを食べることが多くなり、プラーク(歯垢)がはびこる原因であると言われている。また、煙草は口の中をきれいにする機能が失われるため、やはり歯周病になりやすい。糖尿病とも非常に関係があることがわかっている。 歯周病の予防には、プラークを取り除くために、きちんとブラッシングをすることが一番効果的である。以前はローリング法で歯を磨くことを指導されたが、今はスクラッビング法といい、小刻みに歯にブラシをあてて歯垢をとる方法が主流である。歯ブラシは、先が開いてきたものは使わず、こまめに取り替える方がよい。 私の好きな言葉に「歯は口を変え、口は顔を変え、顔は表情をつくり、表情は人生をつくる」というものがある。歯科医師会と厚生労働省で、80歳で20本の歯を残そうという8020運動を推進しているが、皆さんもホームドクターを持ち、定期的に歯科医に通うなどして、ぜひとも歯を大切にしていただきたいと思う。 12月度産業懇談会開催日程
12月度会員懇談会および年末懇親会 1.日 時 12月19日(木) 17:00-20:00 <講 演 会> 17:00-18:30 <年末懇親会> 18:30-20:00 2.場 所 ウェスティンナゴヤキャッスル TEL.052-521-2121 <講 演 会> 2階 金の間 <年末懇親会> 2階 銀の間 3.講 師 東海大学総合医学研究所長 東京大学名誉教授 黒川 清 氏 4.演 題 「21世紀の医療制度、医学教育への提言」 5.会 費 10,000円(年末懇親会費用) 当日、受付にて頂戴いたします。 産業懇談会「代表幹事のご講話」並びに「新年合同懇親会」のご案内
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メールマガジンの配信は無料ですのでが、配信をご希望でない方はお手数でも下記ボタンを押して、メールをご返信いただければ幸いです。ご意見などございましたら、そのメールにお書き下さい。
メールマガジンの配信を ○希望しない メールマガジン名称公募のお知らせ 当メールマガジンは、当初水曜第2グループで試験的に始まりましたので、仮称として「SUISUI」(すいすい)でスタートしました。先月号から各グループの参加が頂けるようになりましたのでこれを機に全懇談会の会員の方から正式な名称を公募いたします。永く親しまれる名前を是非ご提案下さい。 片桐 清志 『一番人気の数は?』 このたび九鬼さんが産業懇談会に入会された。女性会員の増加を歓迎したい。そこで今回は数字と苗字の関係にスポットをあててみた。同友会名簿(14年度版)で見ると九鬼さんのほかに数字が入っている苗字では三浦さん、三井さん、三林さん、三宅さん、三ん、七原さん、八神さん、八代さん、萬さんがいらっしゃいます。 この他にも数字が入った苗字はたくさんあります。整数の中で一番小さい「一」さんから大きい数では「億」さん、「兆」さん、「京」さんも全国にはお見えになります。 最も種類が多いのは同友会名簿からもお分かりのとおり「三」です。「三」さんという方もおられます。「さん」さんとお読みすればいいようですが、アクセントに気をつけてあげましょう。ちょっと珍しい苗字では「三位」(さんい、さんみ、みつい、みい)さん。トップでも「三位」ですからちょっとややこしいですね。 二番人気は末広がりの「八」です。こちらも「八」さんは本当にいらっしゃいます。「わかつ」とお読みするそうです。ついでに紹介すると「八月一日」さん、「八月十五日」さん、「八月三十一日」さんという方もおられます。どうぞ読み方を研究してみてください。 編集後記 今年は紅葉が美しい。11月初旬に急に冷え込んだためだろう。休日の散歩がてらに最近購入したデジカメを片手に何枚か写してみた。コストを気にしなくて気楽にシャッターを押せるのがデジカメの良さだ。中でもお気に入りは出張の際に写した東京駅丸の内前のイチョウ並木だ。 中間決算の発表も峠を越し、いよいよ街は歳末商戦だ。こちらはそろそろ冷え込み返上を期待したい。今年もセントラルタワーのイルミネーションの点灯が始まった。今年目立つのはカメラ付ケータイで写真を撮っている光景だ。従来どおりのカメラ族も居たが、むしろ少数派だ。ケータイの持つ将来性とパワーを再認識した。若者の楽しみ方はどんどん変化している。 社会の大きな変化の中で、当産業懇談会がタイムリーな研究課題の活発な討論の場となることを願っている。今月は身近な健康関係(歯と血)とナノテクの話題を提供していただいた。最近は新入会員の増加も続いている。新入会員には特に新鮮な風を呼び込んでいただきたい。本メルマガがそのきっかけになれば幸いである(片桐) |