【5年8月度4グループ合同懇親ゴルフ会模様】

  • 日  時:令和5年8月26日(土) 8時03分スタート
  • 場  所:明智ゴルフ倶楽部荘川ゴルフ場
  • 天  候:快晴
  • 参加者:20名

 8月26日、毎年恒例の4グループ合同懇親ゴルフ会が明智ゴルフ倶楽部荘川ゴルフ場で開催された。36回目となるゴルフコンペは、新型コロナウイルスによる行動制限解除にともない、前日の夕食会を交え、涼やかな高原にて実施された。河村世話人代表、富田世話人、中林世話人、𠮷田世話人を含め、計20名の産懇メンバーが参加した。
 当日は快晴。強い日差しがあるものの、名古屋市より3~4℃低い良好なコンディションの中、腕を競い合いプレーした。プレー終了後の懇親会では、お待ちかねの表彰式が開催され、各賞受賞者が発表された。
 激戦を制し優勝を果たしたのは、キャリオ技研(株) 代表取締役の富田茂氏、準優勝は(株)東海維持管理工業 取締役副社長の中林直子氏、3位は竹田iPホールディングス(株) 取締役社長COOの木全幸治氏であった。それぞれ代表幹事や世話人から提供された賞品が授与され、賑やかな懇親となった。

優勝:富田 茂氏(キャリオ技研(株) 代表取締役)
2位:中林 直子氏((株)東海維持管理工業 代表取締役副社長)
3位:木全 幸治氏(竹田iPホールディングス(株) 取締役社長COO)

 夏の日差しと豊な緑の中での懇親ゴルフ。例会では味わえないグループの枠を越えた親睦の場となった。

写真:参加者の様子

写真:富田茂氏
優勝した富田茂さん
写真:中林直子氏
準優勝した中林直子さん

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【産業懇談会4グループ合同懇親会】

 恒例の4グループ合同懇親会について下記の通りご案内申し上げます。
 今回は水曜第1グループの企画により、室内楽集団レーベインムジークによる演奏会を開催いたします。レーベインムジークは、ピアニストの桑野郁子氏を代表にアカデミックな作品解釈を理念として2017年に結成され、東海地方の演奏家を中心に、様々な演奏会を企画し、高い演奏水準による「クラシック音楽の普及」を目指して活動を展開されています。今回は、元名古屋フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター北垣紀子氏によるトークとともに2重奏から8重奏まで多彩な曲目を演奏いただき、クラシック音楽の重要なジャンルの1つである「室内楽」の魅力を堪能していただきます。
 ぜひ多数のご出席をいただきますようお願い申し上げます。

日時
令和5年10月4日(水) 17:30~20:00
場所
名古屋観光ホテル3階 那古の間
会費
お一人 12,000円(後日請求させていただきます)
スケジュール
  • 17:30~18:30 室内楽集団レーベインムジーク公演
    元名フィルコンサートマスター北垣紀子氏のトークを織り交ぜながら、「ピアノ、ヴァイオリンによる2重奏」、「ピアノ、ヴァイオリン、チェロによる3重奏」、「弦楽器による4重奏」、「弦楽器による8重奏」をお楽しみいただきます。
  • 18:40~20:00 懇親会(着席ビュッフェの予定)
その他
お申し込み後9月29日(金)までにお取り消しのお申し出なくご欠席の場合は、会費を申し受けますので悪しからずご了承ください。

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【11月度産業懇談会のご案内】

 11月度産業懇談会は、下記のとおり開催いたします。
 定員は引き続き、先着40名を目安に運営します。
 何卒、ご理解・ご協力賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 会合にご参加いただける際は、手洗い、積極的なアルコール消毒の励行にご協力ください。発熱の症状がみられるなど体調不良の方は、ご参加をお控えいただきますようお願いいたします。

グループ名 世話人 開催日時 テーマ・スピーカー 集合場所
火曜グループ

富田 茂
広井幹康
深田正雄

11月7日(火)
12:00~14:00

『Create fan & fun~10年先のヴィジョンに向けての人材育成を考える』
株式会社Beスタッフィング
代表取締役 筧 惠理 氏

名古屋観光
ホテル
3階 桂の間

水曜第1グループ

淺井博司
足立 誠
落合 肇

11月15日(水)
12:00~14:00

『私・三機工業と南極昭和基地における活動報告』
三機工業株式会社中部支社
常務執行役員 支社長 波多野 宏行 氏
環境システム課 課長 門田 展明 氏

名古屋観光
ホテル
3階 桂の間

水曜第2グループ

大倉偉作
香川裕子
高見祐次

11月8日(水)
12:00~14:00

『コロナをきっかけとして変化した経営者マインドと新業態』
株式会社イークリエイト
代表取締役 今津 智弘 氏

若宮の杜
迎賓館
1階 橘の間

木曜グループ

河村嘉男
中林直子
吉田憲三

11月9日(木)
10:30~16:00
申込期限:
10月12日(木)
定員:25名

青山高原ウインドファーム視察会

  • 当日は、名古屋商工会議所からバスにて移動いたします。
  • ご参加いただく方には、後日詳細をE-mailにてご案内いたします。
  • 参加費用は、後日実費をご請求いたします。

名古屋
商工会議所
玄関

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【コラム】

コラム1 【さっかの散歩道】 No.63

長瀬電気工業株式会社
代表取締役 屬 ゆみ子

『 あたり! 』

 年に何回かある暦「一粒万倍日」。この日に宝くじを買うとかお財布を買うとか、財にまつわることをすると一粒が一万粒になるという大金運を招き寄せるという。

イラスト:金色の招き猫

 信じる・信じないは別として、私の携帯には、なぜか宝くじアプリが入っていて(多分甥のいたずら)、早朝目覚めるとそのままベッドで携帯アプリからニュースチェックをする折、(あ、今日は万倍日か…)で、少しだけ宝くじなど買ったりすることがある~甥はこれを目当てにしているのだろう~。そんな流れでこの夏もサマージャンボを20枚ほど購入してみた。
 当選発表から数日たって、友人が結構な額をご当選されたので、私も何かあるかしら?と結果チェックをすると合計3600円の当選。ま、6000円買ってこの当りなら五割越えで良しとしよう、そして毎回言い訳のように「宝くじで一生の運を使い果たしたくないし!」と開き直る。
 その後ほどなくして、カード会社から「ご当選おめでとうございます」とメールが届いた。基本ポイ活(様々なポイントをためてお得に生活すること)などはしておらず、たまっているのは飛行機のマイルかカード会社のポイントくらいなので、何が当たったのかもよくわからず、説明文を読むと、期間内にカードでお買い物をすると一億円総取りキャンペーンに自動エントリーされるのだとか。と、聞くとまるで一億円当たったかのように思われるのだが、当選金額はなんと50円!!これは喜ぶべきか否か。次回の利用金額から50円引いてくれるそうだがその手間を考えると割に合わない金額ではないかと思ってしまう。
 世の中そう簡単でないのが常。なんて思っているとつい先日、何の前触れもなく大当たりした~食あたりだ。
 ある週の初め、某会が終わって、懇親会のバンケットで軽く飲んで食べて自宅に帰った2時間後、急に腹痛が始まった。その痛みはどんどんひどくなり、腸の中が空っぽになっても下血しながら痛みは続く。昔牡蠣に当たったことがあるけど、その何倍も痛く、これは救急車呼んだほうが良いかもと、携帯片手に横になっていた。どう考えてもウイルス性でなく菌なので、きっと水分は吸収するから、とりあえず脱水だけには気を付けて、なんとかベッドにもぐりこむ~も疝痛が収まらず、結局ほぼ徹夜で翌日を迎えた。

写真:乳酸菌
なんと美しい乳酸菌

痛みはかなり和らいで、普通なら医者に行くところだが、この日はあいにく会社のPCメンテナンスで、メインのパソコンのPINコードを開けに行かないといけない。冷蔵庫を開き、買い置きしていたプロテインとラクトバチルスカゼイシロタ株(最強の乳酸菌、その名はヤクルト)を軽く流し込み、今日一日絶食してやり過ごすことにして、医者は午後から行くことにした。
 「私も人の子、腹痛には勝てないので早引けします」と午前中で会社を後にし、午後の診療時間が始まるまで、自宅で横になることにした。腸はすっからかんだが、なにか強くない抗菌作用のあるものをと思い、アセトアミノフェン(感冒薬に入っている)を摂取して、しばらく横になるも、昨夜の徹夜のせいか、気が付くとあたりはすっかり暮れて、医者もとっくに休診の時間だ。とりあえず、ほぼ排出してしまった腸内細菌の復活と、腸壁の上皮細胞を修復しないといけないので、乳酸菌とビタミンAを摂取。これでなんとかもう一晩様子をみることにしよう。

 翌日、意外に元気に目が覚める。金曜日は午後から打ち合わせがあるので、ちゃんとジャケットを羽織って会議室に出向く~が、誰もおらず、それどころか違う会議の予定が書かれている。???で事務局を訪ねると「あ、その打ち合わせは金曜日、明日ですよ」「えっ!今日って金曜日じゃないの?」「今日は木曜日ですよ。やだなあ~いたずらですか?」「ん~間違えた」と退散するも、一瞬若年性アルツハイマーでも始まったかと青ざめる。おなかが痛くなったのが火曜日深夜、それからの行動を顧みる。どうやら私の中では一週間のうち木曜日が欠落したらしい。なぜこんなことになったのかと悶々としながら、その夜、友人の栄養学のエキスパートに電話で相談する。と「あ、そういうことあるわよ」との答え。彼女は病態栄養学会の重鎮なので詳しく聞いてみるとこういうことらしい。
 人体の恒常性を保つ体内時計の針は、脳に入る情報だけでなく、腸内でもそのリズムを刻んでいるようだと、日々臨床で感じることがあるのだという。健常だった人ほど、いきなり食生活や睡眠のリズムが狂うと、同時に体内時計も狂いやすいのだと。「一番わかりやすいのがジェットラグね、時差ぼけってやつ。でも病気は時差ぼけと違って<ずれた>という認識がないからね。大丈夫、あなたボケてない(笑)」

イラスト:元気な腸

持つべきものはプロフェッショナルな友人たちだとつくづく実感する。日々タイトな付き合いをしているわけではないが、それぞれのフィールドでの活躍をお互いが応援しあい、時に助け合う。私の頭では処理しきれない情報を最高の外部CPUがフォローしてくれている。
 そういう意味では、私の周りに居てくださる皆さんは、宝くじよりも尊い「大当たり」だ。
 これだけ人に恵まれておきながら、「一粒万倍日」とか言って欲をかいては、今度は罰が当たってしまうかも!
 皆さん本当にありがとうございますと、改めて首を垂れた週末だった。

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コラム2 【師、曰く】 No.28

妹尾 鷹幸(ペンネーム)
(株式会社構造計画研究所 名古屋支社長 妹尾(せのお) 義之)

ペンネームは、恩師、田坂広志先生の多重人格マネジメント、作家人格の名。心に鳴り響く言葉を今回も一筆。

『 7つの知性 』

 先月、大変有難いことに、某大手企業役員の方から、業務紹介の一枚紙をご評価頂き、マネージャーの方が役員会で発表する2035年ビジョンの資料作成を、サポートして欲しいとのご依頼を頂いた。微力ながら、心してお引き受けした。幾度か通い、数名の方々との熱い議論は毎回2時間を超えた。気づきに喜び、ブラッシュアップさせていき、有意義な時を過ごさせて頂いた。しかし、実は私も以前は、字ばかりの“ごった煮”資料で、何を言いたいのかが伝わらん!とダメ出しされたものだ。4年半、一期一会の真剣勝負と呼ばれた田坂講義を目前で正対し、摺り込まれた学びの一つ、「7つの知性」が役に立った。

 師、曰く『これからの経営者、リーダー、マネージャーは、「思想」、「ビジョン」、「志」、「戦略」、「戦術」、「技術」、「人間力」 という「7つの知性」を身につけ、それらを垂直統合した、「スーパージェネラリスト」となることが求められる。』

 変革を起こす際、戦略や施策が的外れになることもある。なぜ、その戦略なのか、なぜ、その施策なのか、一つの考え方の流れがある。それが、「7つの知性」だ。『思想』とは、社会の変化・発展・進化の法則性、例えば、事物の螺旋的発展の「弁証法」や、バタフライエフェクトの「複雑系」を理解すること。(コラムNo.10『螺旋的発展』参照)『ビジョン』とは、その法則性を理解することで、未来の社会の変化を「予見」すること。visibleとでも言うべき、客観的な未来を意味する。『志』とは、予見した未来に、己が何を成し遂げたいのかという意志のこと。何故、それを成し遂げたいのかWhyに基づく意志でもある。『戦略』とは、刻々と変化する環境の中で、如何に臨機応変に波乗りの如く対応してゆけるか、戦を略(はぶ)くの字の如く、時代潮流をレバレッジとして、無駄な労力を費やさず、如何に志の実現に前進できるかということ。Howの思考とも言える。『戦術』とは、戦略を実行する上での具体的な施策であり、全てが固有名詞で具体的に語られるシナリオ。What、Who、When、Where を明確にした物語とも言える。『技術』とは、企画力、提案力、営業力、交渉力といった、現場での実践を伴うコミュニケーション能力のこと。現場を変革するだけに、単なる知識や言葉を越えた、伝え届ける表現力や豊かな知恵が求められる能力。『人間力』とは、心の姿勢、人となりのこと。たとえ、技術としてのプレゼンスキルが優秀でも、上から目線、操作主義、下心を察したりすると、途端に聞く耳を持たなくなるもの。だからこそ、人間力といった最も根底の能力を磨かねばならない。このいずれが欠けても、変革を成し遂げることは難しいであろう。その中でも、資料作りでは、思想を心の底に描きながらも、特に、ビジョン、志、戦略、戦術が重要になる。そして、それを伝える際には、技術、人間力が試されるのだ。

 解っているつもりでも、難しい。資料の完成度は追求すれば切りがない。それを的確に聴き手に伝えるコミュニケーション技術、人間力は、果たして自身にどこまで・・・。修行は続くよ、どこまでも。最後までお読み頂き、ありがとうございました。

写真:虹
(愛環の車窓から眺める微かな虹)

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コラム3 【げんき通信】 No.1

学校法人佑愛学園
愛知医療学院短期大学
リハビリテーション学科作業療法学専攻
助教 松田 裕美

『 人生100年時代をどう生きるか-健康的な老いの秘訣 』

 人生100年時代が提唱されて約7年が経過し、一度は耳にしたことがある方が多いかと思います。人は生きている限り誰しも平等に「老い」を経験していきます。そんな「老い」とは一体なんでしょうか。老いを経験していくことで感じるこころと身体の変化や健康的な老いの秘訣についてサクセスフルエイジング(Successful Aging)という考え方に基づいてお話させていただきます。
 はじめに、「老い」とは遺伝的な要因や外界からのストレスに対し、適応力が低下することで起こる変化と言われています。具体的には、身体的な衰え、認知機能の衰退,対人関係の縮小などが挙げられます。ヒトは「老い」に伴ってさまざまな喪失を必然的に経験するものであり、そんな喪失を受け入れていくことが高齢期を健康・幸福に過ごすために重要な要素だと言われています。しかし、「老い」を受け入れていくことは容易ではありません。例えば、「身体が思うように動かない」「これまでできていたことがうまくできなくなる」などの喪失を感じると自信を失い、落ち込みやすさが高まることがわかっています。また、自分だけが取り残されたような感覚や「これから自分のことは自分でできなくなるのか」といった将来への不安や生きにくさの感覚を持ちやすいことが示されています。
 そんな高齢期の適応に関わる考え方の1つにサクセスフルエイジングがあります。サクセスフルエイジングとは、人生に対する主観的な満足感や幸福感と言われており「幸せな老い」と言い換えられます。実際の生活では、これまでに利用可能であった資源を喪失することになった場合に機能を維持したりこれ以上機能を失わないようにするために、自身の目標を切り替えたり、目標の水準を下げると言われています。一見ネガティブに聞こえるかもしれませんが、「老い」を経験していくことで限られた資源を自身の目標達成のために効率よく配分する能力を身につけていくことが「老い」とうまくつきあっていく秘訣と言えるかもしれません。

-学校法人佑愛学園は2024(令和6)年4月、愛知医療学院大学を開学いたします。-

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